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2012年9月

9月後半

一気に涼しくなりましたね。
いよいよ、秋が来た感じがします。

週明けに友人と「天地明察」という映画を観てきました。
昔の人たちの気の遠くなるような作業の上に、今の暦があるんですよね・・・。
多少違和感がある部分もありましたが、面白かったです。

翌朝、その友人の父親が急死しました。
63歳で、心筋梗塞を起こしたようです。
友人は母親も既に亡くし、一人っ子で独身。父親と二人暮らしでした。
持病もなく、前日まで普通に元気に生きていた人が、翌朝突然死体になっているという状況・・・考えただけでも恐くなります・・・。
そんなことが身近であるなんて、衝撃的でした。
人生、いつ終わるかわからないですね・・・。

あまりに突然だったため、遺書も無ければ何がどこにあるのかの情報も全く無く、一人残された友人は途方に暮れているようです。
私も、エンディングノートを書いておかなくては・・・と思いました。。

連絡を受けてから葬儀が終わるまで、私もなんだか落ち着かない一週間でした。
でもやっぱり…一番びっくりしているのは、お父様ご本人でしょうね・・・。
ご冥福をお祈りします。

友人がキリスト教信者なため、葬儀も教会で、牧師さんともお話をする機会がありました。
クラシックを勉強していて、バッハに興味があるなら、ぜひ教会へと勧誘されました・・・。
確かに、クラシック音楽の起源は教会音楽。切り離せない関係なんですよね。

ところで昨日は、J.S.バッハ(1685~1750)の講習会に行ってきました。
インヴェンションについての講座だったのですが、とても興味深かったです。
バッハには、いつも悩まされるんです・・・。
装飾音の弾き方、強弱、アーティキュレーションなどが、楽譜によってバラバラなので。
しかも、インベンションだけでもたくさんの楽譜が出版されています。

何百年も前の作品ですから、自筆譜は記号も音符もけっこう適当に書いてあり、バッハ本人も弾くたびに違う演奏をしていたようです。
まさか数百年後、現代人がそれで悩むとは考えてもいなかったでしょうね。。

校訂版は、当時の演奏習慣やバッハの息子や弟子が書き残した資料などを元に研究を重ねた人が、こう弾くと良いだろうという提案を親切に書き込んでくれています。とてもありがたいものです。
ただ、時代や人によって意見が分かれるのでしょう・・・
楽譜によって、正反対の強弱だったり、装飾音の弾き方も違ったりしています。
プロの演奏家のCDを聴いてもみんなバラバラなのが現状なのです。

個人的には、音楽専門家以外の方がバッハの楽譜を買う時は、最新の校訂版が便利で良いのかなと思います。
専門家や興味がある方は、原典と校訂どちらも載っていて比較できる楽譜を購入するのが面白いかなと思います。

そして今日は久しぶりに、私自身のレッスン。
先生のお宅にオルガンがあって、ちょっと弾かせていただきました。
オルガンと言えば、キリスト教です。
バッハを弾くと、まるで教会にいるような気分になる音色が響きます。
鍵盤が二段になっていて、ペダルもたくさんある
頭も体も大忙しで、これをやれば絶対ぼけない気がしました
面白かったですちょっと欲しくなっちゃったり。。

ピアノの方は・・・ドビュッシーを弾いてきましたが・・・
まだまだ、修行が足りません
発表会に向けてあと二か月、心身ともに鍛えねば。
そろそろ本気出して、頑張ります

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リーズ国際ピアノコンクール

まだまだ、暑いですね。
にわか雨も降ったりして、天気が安定しない今日この頃。

そんな中、気がつけば、今はリーズ国際ピアノコンクール(注:音が鳴ります)の真っ最中です。

もうすぐファイナル。
BBCのインターネットラジオで聴けます。
現地の19:30~なので、こちらでは3:30~?
リアルタイムには、ちょっと厳しいですが。
ファイナルは多分後ででも聴けます。楽しみです^^
全部英語なので、解説はほとんどわからないんですけど。。

三人出場していた日本人は、残念ながらファイナルまで残れませんでしたが・・・
私、個人的にアンドリュー・タイソンくんを応援しています。
ショパンコンクールの時にお気に入りの一人だった彼の名前を見つけて、なんだか嬉しくなっちゃいました♪
しかもファイナルまで残っている!
ショパコンの時は、三次予選で落選してしまいましたが、あれがもう二年も前の事だなんて。。早いですね・・・。

リーズ国際ピアノコンクールは、イギリスのリーズで三年に一度開催されています。
ピティナのページにレポートなど詳しく載っていますので、ご興味のある方は読んでみてください。

リーズには、イギリス旅行中に立ち寄りました。
上品な雰囲気の、素敵な街でした。リーズ城もとても綺麗で・・・。
イギリスは、今年はイベント三昧ですね~。
ん~、また行きたい・・・。

とりあえず、コンクールの行方が楽しみです。

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芸術の秋

いつの間にか9月も一週間過ぎてしまいました。。

日中はまだまだ暑く、積乱雲からの雷雨という現象も多いですが・・・
朝晩は結構涼しくなり、日が暮れるのも早くなりました。
少しずつ、秋の気配が感じられます。

秋と言えば、芸術!そして食欲!
というわけで。

先日、東京駅にあるブリヂストン美術館へ行ってきました。
10月14日まで、ドビュッシー展を開催しています
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/

その事を友人に話したら、「ドビュッシーって画家は知らないな~」との事。。
それもそのはず。ドビュッシー(1862~1918)は、フランスの作曲家!なのです

ドビュッシーは今年生誕150年ということで、あちこちでイベントが開催されています。
それにしても、美術館でこういう企画、かなり面白いと思います。
自筆譜や、交流の深かった芸術家たちの作品が展示されています。
解説も、勉強になりました。
彼は日本芸術も好きで、交響曲「海」の楽譜の表紙に、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」を使用しています。ちょっと親近感がわいちゃいます・・・が。

実は、ドビュッシーは同棲していた恋人を裏切り別の女性と結婚、その後またも不倫して別の女性と再婚したという、ダメダメな人らしいです。。
しかもどちらも、裏切られた女性は自殺未遂していたそうで。
さすがにその点は、周りからも批判されたようですが・・・。
でも、作る曲は本当に綺麗なんですよね。
一般的に有名なのは、「月の光」、「アラベスク第1番」、「亜麻色の髪の乙女」あたりでしょうか。どれも繊細で、本当に印象派の絵のような音楽です。

ご興味のある方は是非、足を運んでみてください。
駅から歩いて行けるし、喫茶店のケーキも美味しかったですよ

ケーキと言えば。
クッキングサークルに入ってから、私は結構、家でお菓子を作っています。
今まで学んだお菓子の中から特にお気に入りのお菓子をマスターすべく、練習しているのです。
以前はプリンばっかり作っていましたが、最近はマドレーヌやシフォンケーキも。
暑くても食欲は全く衰えず、毎日何かお菓子食べています
これでは、痩せられるはずもない・・・。。
でも、いいんです。美味しいものを食べると、幸せだから!

ところで、今日は牛久文化センターへ、中村紘子さんのトーク&コンサートを聴きに行ってきました。
曲目は、
シャコンヌ ニ短調 (バッハ 編曲:ブゾーニ)
月の光 (ドビュッシー)
喜びの島 (ドビュッシー)
ノクターン 遺作 (ショパン)
ワルツ 5~7番 (ショパン)
バラード第1番 (ショパン)
リゴレットパラフレーズ (リスト)

何か、忘れているかもしれませんが・・・
プログラムに無い曲をたくさん披露してくださり、面白かったです。
プログラムにあった舟歌(ショパン)が聴けなかったのはちょっと残念でしたが。。

演奏も良かったし、トークもとても興味深く、素敵なコンサートでした。
中村紘子さんの演奏を生で聴くのは初めてでしたが、多彩な音色を操り、綺麗なピアニッシモに感動しました。あんなふうに、弾けたらいいなぁ。

印象的だったのは、ノクターンで、まさかのループをしてしまった時。
どうするんだろう、二周するのかな・・・と興味津々で聴いていたら、さすがの即興アレンジで見事に乗り切っていました。
これも舞台で弾く上での大事な技術ですね。
ミスしないのが一番良いのはもちろんですが、人間だもの。
思いがけないミスをしてしまったとき、どれだけ冷静に対処できるか。
この技術を磨くには、経験を積むしかないかな・・・私は、まだまだです。。

ミスタッチも多かったですが・・・
聴衆は、ミスタッチの無い演奏ではなく、感動を求めているんですよね。
演奏者のこう弾きたいという思いだったり、音色や音量の何段階もの微妙な変化だったり、絶妙な間の取り方だったり、そういうものが聴き手の心を動かすのかなと思いました。
感動を与えてくれる、素敵な演奏でした。
そして、とても参考になりました。私もがんばるぞ!

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